2017年12月11日

H29年度 臨床血液部門研修会

昨年に引き続き、鏡検実習を行った。今年は新しい試みで、初心者・初級者グループと中級者以上のグループに分かれ、初心者・初級者は血液疾患の症例で末梢血液像を中心に鏡検し、中級者は白血病などの血液疾患の症例で末梢血および骨髄像の鏡検を行った。
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今回のテーマは「観て・聴いて・話そう」であり、最初はじっくり観察し、その後は部門員が説明を加えながら鏡検してもらい、質問などのやり取りをしながらの実習であった。会話が飛び交い、有意義な実習ができたのではないかと思う。
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講演も昨年に引き続き、山形大学医学部の石澤賢一先生にお願いし「血液領域における新規薬剤導入の影響-最近の症例と話題-」と題してご講演していただいた。珍しい症例の提示や、発売が予定されている多発性骨髄腫の薬剤の投与により、直接・間接クームス試験が陽性になったり、ホジキンリンパ腫の治療薬であるPD―1抗体の副作用として、1/4の頻度で甲状腺などの内分泌異常を呈するなど、私たち検査技師にとって知っておかなければならない最新の情報をとても分かりやすく教えていただいた。石澤先生のご講演はいつまでも聴いていたい感覚になる。参加者からも大絶賛であり、あっという間の1時間であった。とても充実した研修会であったと思う。
posted by 山臨技レポート at 15:57| Comment(0) | 研修会レポート
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